営業するのも、されるのも嫌いな川辺です。
先週に続きキッチンネタです。
(しかも、今回はチョットだけ怖い話ですよ〜。)
・・・で、そのネタは「テフロン加工のフライパン」です。
まずは、テフロンについての一般的な知識から。
「テフロン」はデュポン社の商標で、その正体は「フッ素樹脂加工」
デュポン社の商標名「テフロン」が一般化してしまったもので、総称名で言えば「フッ素樹脂」です。
(サランラップとかシーチキンみたいなもんです)
「テフロン加工のフライパン」はびっくりするほど焦げ付かないですよね。
その原因は、摩擦係数が小ささの為。
これを、簡単に言えば表面が氷以上にツルツルなので、触れた物体はその上をよく滑るという事です。
そしてその恩恵が、あなたもご存知の、「こびりつきにくい」、「焦げ付きにくい」という使い勝手の良さ。
しかし!!!
このテフロンと呼ばれるフッ素樹脂は高温になると気化し、その気体には毒性があります!
普通に使っているぶんには問題ないのですが、390度以上になるとフッ素樹脂が分解されて
有毒なガスが発生します。
(2つの発ガン性物質をふくむ、15種類の有害なガスや化学物質)
通常の「焼く、揚げる、炒める」調理の上限温度は約180〜260度。
しかし、食材を入れないまま火にかけてしまう、いわゆる「空焚き」をすると、
たった2~5分の短時間で390度以上の高温になる調理器具があることが確認されています。
さらに薄いフライパンでは、1分間の予熱で370度に上昇するケースがあり、200度でも有毒ガス
が発生する物もあります。
・・・あなたのお宅は大丈夫ですか?
上記のように、フッ素加工は強火に弱く、使い方次第ではすぐにこびりつくようになってしまいます。
「うちのフライパン、半年くらいしか持たない…。」
そんなあなたは、注意が必要ですよ。
・・・・・フッ素樹脂加工(テフロン)フライパンは、もはや消耗品感覚で売り買いされています。
メーカーとしては、家と同じで商品の回転が良くなるので、喜ばしいことなのかもしれません。
そういった意味では、現代の家と同様、資本主義経済の申し子とも呼べる存在なのかもしれません。
しかし、この流れをこのまま続けていけば、資源・健康・資産をムダに使い、
ゴミばかり増やす結果になってしまいます (>_<)
・・・ちょっと考えてみませんか?
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