営業嫌いな営業の川辺です。
写真の旗に書かれた“無”の一文字。
漫画『センゴク』ですっかり有名? になった戦国武将・仙石秀久を始め、上杉謙信、榊原康政、
片倉景綱、山内一豊、北条氏直などが旗に“無”と記して戦場を駆けました。
今のような動乱の時代に彼らは“無”の一文字に何を求め、何を託したのでしょうか?
私も“無”という言葉をすごく意識します。
「何がオススメ?」
「坪いくら?」
お客様から、いきなりこんな質問をされる事があります。
私としては、『今はまだ分かりません…。』と言わざるを得ません。
この時点で、私はお客様の事情や想いを知らない = “無”の状態だからです。
私は、家は売るものでは無く、つくるものだと考えています。
真剣に家づくりを考えている方の悩みや疑問に、家づくりのプロ(技術屋)として真剣にお応えする。
それが仕事の核心です。
そこには“セールス”とか“営業”という過程は“無”(無用)です。
だからでしょうか? お客様の事情や想いが分からない“無”の状態で売り込みをかける営業マンに、
すごい違和感を感じるのは…
(無用と言えば“無用の用”なんて言葉も面白いですよ。 建物もある意味“無用の用”ですから ^^;)